今日の太陽の光は
ほんとうにきれいに透きとおっている。
朝、目が覚めて、
世界がきらきらと光っているようだった。
太陽は今日が
大晦日だということを知っているのだろうか。
今年はまれにみる不思議な年だったけれど、
よく一年間がんばりましたね、
また来年もその調子で、と、
祝福されているような気がしたのだった。
わたしにとってこの一年は、
自分自身にも他人にも、世の中に対しても、
疑いをもたないことを学んだような気がする。
それは音でいうと、雑音やノイズをスルーして、
音の本質とつながるような感覚だった。
サンタクロースがやってくるクリスマス・イブ、
「こちらは江東区役所です。
新型コロナウイルスの感染が拡大している年末年始は
密集をさけ、感染を防ぎましょう。」
12月に入りじわじわと、東京都では
日に700、800、900人台の感染が確認されるようになった。
そしていつの頃からか無線放送も
15:30と17:00に放送されるようになった。
日本での致死率はそれほどでもないといわれるが、
感染率のより高い変異ウイルスが出始めたことや、
医療の現場がひっ迫しているということで、
病院で働く方や色々な治療している方々を守らなければ、
という気持ちでいっぱいだ。
この様子だと初詣はむつかしそうなので、
数日前に近所の水天宮へご挨拶をしてきた。
朝9時すぎは、人もまばらで、
ゆっくりお詣りすることができた。
鈴は鳴らせなかったけれど、
空の水色も太陽の光もやさしかった。
年が明けて、しばらくしたらまた行こう。
2021年がよい年でありますように。