2026年の9月は雨の日が多かった。
東京はなんと今日(9/29)まで、34日間連続で雨らしい。
晴れた日もあったから、そうだったかな?と思うけれど、
ほんとうによく雨が降っている。
衣更えの洗濯をしたくて、うずうず。
今年の春(2/28)にはじまった、
アメリカとイランの戦争によるエネルギー価格の高騰が、
実際の商品に価格転換されはじめるのが、ちょうど秋頃と予測されていて、
円安の影響もあいまって、経済不況と物価上昇が同時に起こる、
スタグフレーションの兆しを指摘する人もいる。
日本のエネルギー自給率は16.4%(最新値2024年度)と、とても低い。
総エネルギーの80%は、輸入の化石燃料(石油・石炭・天然ガス)で、
全体の34.8%を占める石油は、ほとんど(95%)が中東からの輸入だから、
原油の航路であるホルムズ海峡をめぐる戦争の影響はとても大きい。
でも私たちは、たとえばスナック菓子の包装が白黒になったとかくらい、
まだそれほど実感しているわけではないのが不思議なくらい。
エネルギー資源をもたない日本は自力で戦争できる国ではないから、
エネルギー資源をもつ大国間の力争いに、連動して参戦せざるをえない。
地政学的にも、エネルギー的にも。
それに高市政権は円安を容認している向きもあるみたい。
アメリカの国債を世界でいちばん多く持っている日本は、
円安によってアメリカ国債を高く「売る」ことができる。
でもそうそう売ることをアメリカが許してくれるわけはないし、
ほんの一部の大輸出企業をのぞいて、
また最近では武器輸出が解禁になったこともあるけれど、
全体としてはデメリットのほうが大きいとふつうは思う。
現政権が本気で円安を是正する気がないようにみえるのは、
やはり国としてのメリットが大きいということだろうか。
国家が、国民の総体ではなくなって、
独自の行動原理で動くようになったら、とてもこわい。
ちょうど読んでいたプラトンの「ティマイオス/クリティアス」のあとがきで、
翻訳者の岸見一郎さんが、伝えてくれたことばを記しておきたい。
「すべての戦争は財貨の獲得のために起こる」/プラトン『パイドン』
紀元前のころから、変わらないのですね。
でも人類は、これをどうやって乗り越えたらよいのだろう。