生花が
造花に
造花が
生花に
みえる瞬間がすき
うそが
ほんとうに
ほんとうが
うそに
ひらかれている優雅
運動は
静止を
静止は
運動を
身ごもっている
なぜだろう
何もない
空っぽって
安心する
鼓動と体温を
信じられる
やがて
人間がAIに
AIが人間に
接近してゆく
未来が楽しみ
量子的な
わたげになって
新しく
人は
心から
人を
愛するようになるのです
あるいは
地球に生きることを