夏日がつづいている関東地方、
2018年の梅雨は6月29日頃にあけたことを
山手線のトレインチャンネルで知った。
そろそろ夏も本番だ。
翌日、6月も最終日のよく晴れた空に、
太陽をぐるっとかこんだ虹のようなものが現れた。
ちょうどお昼頃だったので
太陽は真上に高く輝いていたが、
そのまわりにくっきりと、
フラフープのような虹色の輪がかかって、
とても美しかった。
調べてみるとそれは
暈/はろ、日暈/ひがさ、などと呼ばれる大気光学現象のようだ。
上空の高い場所で、雲を形成する氷の結晶が
プリズムとなって太陽光を屈折させることでおこるという。
折りしも6月30日は
夏越の祓の行事が各地で行われる日だ。
半年間の穢れを祓い、つづく半年間の安泰を祈願して
茅の輪をくぐるように、
空にかかった太陽のまわりの虹が
なんだか世界の茅の輪くぐりのようにみえたのだった。
2018年の上半期に感謝しつつ、
つづく下半期も充実したものとなりますように。