詩 しゃぼん玉

まんまる

きらきら

 

夢いっぱいに

ふくらんだ

 

しゃぼん玉のような 

こどものひとみが

 

いつしか

 

音もなく

はじけて

しぼんでしまうことがあっても

 

だいじょうぶ

 

地球に

やってきたばかりの

幼いたましいは

 

色々なことを

経験したくて

 

好奇心で

いっぱいだから

 

かくれんぼや

鬼ごっこが

だいすきで

 

ころんだり

ぶつけたり

すりむきながらも

 

知らないこと

初めてのこと

新しいことに

夢中になって

 

そのうちに

しゃぼん玉のことは

忘れてしまう

 

そして

どうかすると

うっかり

 

自分のことも

忘れてしまうかもしれない

 

けれども

いつか

 

風がふいたら

思い出す

 

虹をみつけるように

みつけるでしょう

 

雨上がりの

水たまりに映った

ひとみのなかに

 

まんまる

きらきら

 

しゃぼん玉のような

 

夢がいっぱい

つまっていることを