詩 イヴニング・エメラルド

わたしのなかの

男性はあなた

 

あなたのなかの

女性はわたし

 

表現されることのなかった可能性を

演じ合う

 

土に息を吹きかけて

人間をつくった神々は

 

どうしてこれほどまでに

美しく豊かな世界を

 

完璧につくりだしたのだろう

 

闇や悪の力さえ

 

その光のうちに

吸収されてしまうほどに

 

世界は光り輝いている

 

あまたの奇跡に彩られた

地上の片隅で

 

恋人たちは

めぐり逢い

 

ひとつの光からつくられた

ふたすじの光のごとく

 

世界を経験している 

 

あなたを

過不足なく理解して

 

わたしは

過不足なく愛されたい

 

闇のなかでも健気に輝く

オリーヴ色の宝石をみるように

 

うっとりと

いつも感動をしている

 

あなたに

わたしは

 

力強く

たおされたい

たおしたい