詩 神無月

秋の深まる

神無月

 

あちこちの

いろいろな

 

神様たちは

いっせいに

 

いづもの国へ

むかいます

 

いにしえより

つづく

 

かむはかり

という

 

神様たちの寄合が

ひらかれるのです

 

人々が

一年のうちに

となえた願い事は

 

おおきくも

ちいさくも

 

美しくも

卑しくも

 

等しく

天に届きます

 

偽らざる

人々の真心を

 

それはそれは

ようくご存知ですから

 

神在月

出雲の国では

 

神様たちは

神様たちの

やり方で

 

願いを叶えて

くださるのです

 

ときに

意外なほどさりげなく

 

また

このうえなく完璧に