読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

チャイ

今年の冬は、チャイをつくってよく飲んだ。 紅茶に、数種類のスパイス、 クローブ、カルダモン、シナモン、ジンジャー、ペッパー に、 ローズヒップやレモングラスなどをその日の気分で加えて、 牛乳/豆乳とあわせて煮出す。 からだが温まり、ほっとする。 …

電力自由化

2016年4月から、電力の自由化がはじまる。 自由という言葉のもつ響きは、 なんて清々しいのだろう。 今までは選択する余地がなかったので、 お任せで、見方によっては楽でもあったが、 4月からはどうしようかと、 迷える幸せにあずかっている。 わたしたちひ…

本 岡本太郎 | 沖縄文化論

岡本太郎の「沖縄文化論 忘れられた日本」を読んだ。 多岐にわたり創作をくりひろげた芸術家が、 1960年に雑誌「中央公論」に連載した作品だ。 氏がはじめて沖縄を訪れたのは、 アメリカ統治下にあった1959年秋のおよそ半月で、 ひとつの恋といえるほど、沖…

小浜島の朝

数日滞在した、 沖縄・八重山諸島の小浜島。 7時21分の日の出にあわせて、 浜辺へむかう。 暗闇から、すこしづつ、ぼんやりと、 世界が浮かびあがってくる様は、神秘的だ。 朝やけの桃色と緋色の光が、 刻々とひろがり、変幻する。 時間を忘れるようなひとと…

八重山諸島 小浜島

沖縄県・八重山諸島の小浜島に、数日間滞在した。 八重山諸島は、沖縄本島から南西に約400km、 飛行機で約1時間の距離にある、 いくつもの有人・無人島からなる列島だ。 比較的大きな西表島や石垣島から、 竹富、小浜、新城、鳩間、黒島、 有人島では最南端…

映画 イヴ・サンローラン

ピエール・トレトン監督によるドキュメンタリー、 「イヴ・サンローラン/Yves Saint Laurent - Pierre Berge , L'amour Fou」を観た。 2008年にサンローラン氏が逝去してから、 その実像にせまる映画が3本制作されている。 2010年の本作と、 2014年の「イヴ…

朝のジュース

毎朝、 お野菜と果物のミックスジュースを飲む習慣が、 ここ2年半ほど続いている。 見よう見まねでつくりはじめたが、 定番になっている食材は、 小松菜・セロリ・レタス・人参・りんご・みかん。 時期や在庫によって、 りんごが梨や柿に、みかんがレモンや…

展示 石黒宗麿のすべて

「石黒宗麿のすべて」を松涛美術館で観た。 石黒宗麿/いしぐろむねまろは 1893年に富山県に生まれ、 25歳で耀変天目茶碗に魅せられて陶芸を志し、 1955年に鉄釉陶器で人間国宝に認定された陶芸家だ。 特定の師にはつかず、 35歳で古陶磁研究者の小山富士夫…

映画 エミール・クストリッツァ | UNDERGROUND

エミール・クストリッツァの「アンダグーラウンド」を観た。 1995年に制作された長編5作目にあたる本作は、 集大成のような、ベスト盤のような映画だと、 監督は語っている。 物語は、 ふたりの男の間に交わされた友情と裏切りや、 人々を騙し利用しつづけた…

戸田奈津子 | 午前十時の映画祭

「第三回 新・午前十時の映画祭」のチラシをみつけた。 「午前十時の映画祭」は、 名作・傑作を1年間にわたり週替わりで午前十時に上映する、 映画演劇文化協会主催の映画祭だ。 2010年より開催され、今回で通算6回を数えるそうだ。 上映館を拡大しつつ6年継…

映画 ルキノ・ヴィスコンティ | 白夜

ルキノ・ヴィスコンティの「白夜」を観た。 1957年に制作された、監督5本目の作品だ。 ロシアの文豪フョードル・ドストエフスキーが、 1848年・27歳のころに書いた、同名の中編小説を原作とした、 数夜のはかない恋物語。 孤独で夢想家のマリオ/マルチェロ…

合唱 表現する

混声の合唱団に所属し、 週1回の練習に参加している。 ある楽曲に取り組んでいるとき、 作曲家から、 絶望して斜に構えている心情を表現してください、 といわれた。 なんともいえない気持になったのは、 軽蔑するものを表現することに、 もどかしさを感じた…

映画 カール・Th・ドライヤー | Ordet

カール・Th・ドライヤーの「Ordet」を観た。 1979年日本公開時につけられた邦題は「奇跡」だが、 デンマーク語の原題「Ordet」は、 ギリシャ語「Logos」に相当する、 神の御言葉、というニュアンスであるようだ。 映画監督カール・Th・ドライヤーの、 全14本…

本 木山捷平 | 白兎 苦いお茶 無門庵

人の世に、 小説家の数だけ、 種々様々な小説がある。 そう短くも長くもない人生のうちに、 すべてを読むことはできないだろうし、 またその必要もないだろう。 すると、 いつ、なにを、読むかということになる。 そういうとき、 呼んでいるような、呼ばれて…

ボイジャー

無人惑星探査機ボイジャーの旅立ちにあたり、 1977年6月、当時のカーター米大統領が発表した、 公式コメントのなかの一文。 「われわれはいつの日にか、現在直面している課題を解消し、 銀河文明の一員となることを期待する。」 未知の文明は、銀河のどこか…

たとえば

しょんぼり元気がないときは ボイジャーにのって宇宙を旅している、 ゴールデンレコードのことを考える。 未知の生命体への、地球からのメッセージ。 画像116枚・言語55種・音楽27曲・サウンド21音が、 冒険をつづけている。 なかでも、とくにすきなのは、 …

映画 セバスチャン・サルガド | THE SALT OF THE EARTH

書き初めにならい、映画初めに、 昨夏公開された、 「セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター」を、 早稲田松竹で観た。 監督は、ヴィム・ヴェンダースと、サルガドのご子息、 ジュリアーノ・リベイロ・サルガドの共同。 1944年ブラジル生まれのフォトグ…

佐賀町日記

2016年になりました。 ふと文章を書きたくなりました。 東京江東区の佐賀町に住んでいます。 かつて一帯は海岸の干潟であったそうですが、 埋立地として開発され、1695年/元禄8年には、 その地形が肥前の佐賀湊に似ていることから、 佐賀町と命名されたとい…