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木山捷平 | 井伏鱒二 弥次郎兵衛 ななかまど

木山捷平/きやましょうへいの晩年の短編集 「井伏鱒二 弥次郎兵衛 ななかまど」を読んだ。 備中/岡山出身の木山捷平/1904‐1968は、 終戦間際の1944年12月に40歳で満州へ徴用され、 中国・長春で農地開発公社の嘱託に就き、 ほどなく現地召集をうけて応召…

本 わら一本の革命 | 福岡正信

自然農法の提唱者である 福岡正信の著作「自然農法 わら一本の革命」を読んだ。 自然農法の実践と哲学を 口語体で平易に記述した指南書ともいえる本作は、 1975年に柏樹社より出版され、 1983年に春秋社に引き継がれ、 増版を重ねながら読み継がれている作品…

本 長崎原爆記・死の同心円 | 秋月辰一郎

1945年8月9日に長崎で原子爆弾を体験した 医師・秋月辰一郎/あきづきたついちろうの著作、 「長崎原爆記」と「死の同心円」を読んだ。 福島の原子力発電所の事故以来、 思いがけず人工放射線が身近なものとなり、 ふとしたきっかけで読みはじめたが、 あら…

メフィストフェレス

文豪ゲーテの戯曲「ファウスト」に登場する 悪魔メフィストフェレスの存在は興味深い。 「ファウスト」は、 ゲーテが20代で初稿を執筆して以来、 第一部は1808年/著者59歳、 第二部は死後翌年の1833年に出版されたという、 生涯を通じてしたためられた大作…

本 ピエール・リヴィエールの犯罪 狂気と理性 | ミッシェル・フーコー編著

コレージュ・ド・フランス/国立特別高等教育機関における 哲学者ミッシェル・フーコー率いるゼミナールの共同研究書である、 「ピエール・リヴィエールの犯罪 狂気と理性」を読んだ。 オリジナルは1973年にガリマール出版社より、 邦訳は1975年に河出書房新…

本 ジャンヌ・ダルク復権裁判 | R・ペルヌー編著 高山一彦訳

中世史学者であり、ジャンヌ・ダルク研究における第一人者である、 今は亡きレジーヌ・ペルヌー編著による 「ジャンヌ・ダルク復権裁判」を読んだ。 原書は若かりし頃の女史が編纂し、 1953年にフランスで出版されたものだが、 時を経て、高山一彦氏により日…

本 ジャンヌ・ダルク処刑裁判 | 高山一彦編訳

フランス史におけるジャンヌ・ダルク研究者である、 高山一彦による編訳の「ジャンヌ・ダルク処刑裁判」を読んだ。 1971年に現代思潮社より初版刊行、 1984年に大幅な改訂版が白水社より、 2002年には「ジャンヌ・ダルク復権裁判」の訳書とともに、 新装版と…

本 岡本太郎 | 沖縄文化論

岡本太郎の「沖縄文化論 忘れられた日本」を読んだ。 多岐にわたり創作をくりひろげた芸術家が、 1960年に雑誌「中央公論」に連載した作品だ。 氏がはじめて沖縄を訪れたのは、 アメリカ統治下にあった1959年秋のおよそ半月で、 ひとつの恋といえるほど、沖…

本 木山捷平 | 白兎 苦いお茶 無門庵

人の世に、 小説家の数だけ、 種々様々な小説がある。 そう短くも長くもない人生のうちに、 すべてを読むことはできないだろうし、 またその必要もないだろう。 すると、 いつ、なにを、読むかということになる。 そういうとき、 呼んでいるような、呼ばれて…