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すみだ北斎美術館

染井吉野が葉桜になりかけ、八重桜が満開に近い頃、 昨年11月にオープンした、すみだ北斎美術館へ行った。 江戸時代後期の絵師・葛飾北斎/1760-1849の ほぼ生誕の地に新設されたという美術館は、 JR両国駅からほど近い緑町公園の一角にあった。 一説によ…

古唐津 | 出光美術館

3月の終わりに、有楽町の出光美術館で 古唐津/こがらつ展を観た。 古唐津とは、桃山時代/16~17世紀にかけて 九州の肥前/佐賀および長崎地域で焼かれた焼き物で、 戦国大名が連れ帰った朝鮮陶工たちを起源とする 近世初期の窯場のひとつだ。 展覧会では、…

クリスチャン・ボルタンスキー アニミタスーさざめく亡霊たち

美術作家クリスチャン・ボルタンスキーの 東京での初個展「アニミタスーさざめく亡霊たち」を 目黒の東京都庭園美術館で観た。 クリスチャン・ボルタンスキー/1944ーは 匿名の人々の生や死をモチーフとした ホロコーストを連想させる作品群や、心臓音のアー…

展示 アイノ・アールト | AINO AALTO Architect and Designer ー Alvar Aaltoと歩んだ25年

フィンランドを代表する建築家アルヴァ・アールトの 公私におけるパートナーとして知られる アイノ・アールトの展覧会を、 竹中工務店東京本店のギャラリーエークワッドで観た。 アルヴァ・アールト/1898-1976は 20世紀前半の、新しい技術や素材および 機能…

展示 ジュリア・マーガレット・キャメロン展 | 三菱一号館美術館

「ジュリア・マーガッレト・キャメロン展」を 三菱一号館美術館で観た。 ジュリア・マーガレット・キャメロン/1815-79は、 イギリス領であったインドのカルカッタに生まれ、 英国の上層中流階級の社交生活を謳歌するなかで 1863年にカメラを手にし、独自の…

展示 アルテピアッツァ美唄 | 安田侃

8月の終わりに、北海道の美唄/びばいにある、 彫刻家・安田侃のホームグラウンドのひとつの 野外彫刻公園・アルテピアッツァ美唄へ行った。 札幌から北へおよそ60km、 JRの特急電車で35分ほどの美唄市は、 1913~73年に有数の炭鉱都市として栄えた町で、 JR…

建築 21世紀キリスト教会 | 安藤忠雄

渋谷区広尾に2014年に建てられた 安藤忠雄氏設計による「21世紀キリスト教会」へ見学に行った。 日曜日11時からの礼拝に参加する。 50名ほどだろうか、比較的若い人々を主に会場は埋まり、 前半30分は讃美歌、後半30分は講壇にあてられ、 この日は「尊敬」と…

旧古河庭園と洋館/大谷美術館

陽射しはつよいが風のきもちよい午後、 北区西ヶ原の旧古河庭園と洋館/大谷美術館へ行った。 国指定名勝として東京都が管理している庭園は バラの見どころとして知られ 春と秋のシーズンは混雑しているようだが、 その日は休日にもかかわらず、 ゆったりと…

展示 フリーダ・カーロと石内都

七夕のころ、 石内都展「Frida is」を資生堂ギャラリーで観た。 1947年生まれの写真家・石内都/いしうちみやこは、 かつての生者たちの遺物を女性らしい繊細さで記録した仕事、 近年の「Mother's」や「ひろしま」「Frida by Ishiuchi」などで よく知られて…

展示 北大路魯山人の美

展覧会「北大路魯山人の美 和食の天才」を 三井記念美術館でみた。 「和食」のユネスコ無形文化遺産登録の記念展として 2015年6月より京都国立近代美術館で開催され、 同年8月に島根の足立美術館を、 2016年4月からは東京を巡回している企画展だ。 北大路魯…

展示 みなでつくる方法 吉阪隆正+U研究所の建築

みなでつくる方法 吉阪隆正+U研究所の建築展を、 湯島の国立近現代建築資料館で観た。 吉阪隆正/よしざかたかまさは、 1917年東京生まれの建築家で、 その多岐にわたる活動から、 登山家や冒険家や思想家ともいえるだろう。 早稲田大学理工学部建築学科で…

展示 石黒宗麿のすべて

「石黒宗麿のすべて」を松涛美術館で観た。 石黒宗麿/いしぐろむねまろは 1893年に富山県に生まれ、 25歳で耀変天目茶碗に魅せられて陶芸を志し、 1955年に鉄釉陶器で人間国宝に認定された陶芸家だ。 特定の師にはつかず、 35歳で古陶磁研究者の小山富士夫…